鹿児島県中小企業団体中央会は、中小企業が1社では実現できない様々な課題について、連携組織を活用した経営革新・合理化を提案します。

秋元ガス株式会社 代表取締役社長 秋元耕一郎 氏

組合・企業インタビュー

安心・安全なLPガスの供給 ~地域に役立つ企業を目指して~

秋元ガス株式会社 代表取締役社長 秋元耕一郎 氏

業界に入るきっかけは

秋元耕一郎氏

 親父が創業者で、私は2代目にあたります。親父はもともと銀行マンでしたが、秋元家に養子で入ったとき、母方の祖父から「なんか商売でもせんか」と言われ、始めたのが、木炭、練炭などを扱う燃料店だったと聞いています。当時は、燃料だけではなく、米・たばこ・塩などの専売もやっていました。小さい頃、よく手伝いで貨車に炭俵を積み込む時、炭の粉がパーと舞い上がって、顔中、まっ黒になったことを今でもよく覚えています。その後、しばらくは親父が元気で商売をやっていたんですが、私が大学を卒業し、大阪で働いていた昭和46年頃、親父が病気で手術をすることになり、地元に帰ってきました。親父は回復しましたが、そのまま家業の燃料店を手伝うことになり、これが業界に入るきっかけです。


転機の本社移転

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 創業当時、「秋元商店」という個人商店だった店を、昭和57年には「有限会社秋元ガス設備」に法人化し、平成5年に現在の「秋元ガス株式会社」に社名変更しました。社長には、昭和59年8月に就任しています。
 平成5年、現在の社名に変更したと同時に、鹿屋市の中心部から少し離れた現住所に土地を求め移転しました。移転するとき、お袋に反対されまして、あの時はまいりました。お袋は、昔堅気の人で「借金までして移ることはなかが」となかなか、うんと言わないわけです。私は、自分の会社のこれからの発展を図るためには、充填所を自前で持たなければ取り残されるという危機感をもっていましたので、お袋を説得し、納得してもらい移転しました。借金もしましたが、この選択には間違いはなかったと今でも確信しています。
 移転と同時に、木炭、専売品の商いを止め、LPガス販売を専業とする会社に生まれ変わりました。現在、ガスの販売先は、家庭用が約8割、残り2割が業務用です。

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会社の基本理念は

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 LPガスの販売を通じて、地域に役立つ企業を目指しています。そのためには、社員教育が大事になります。クレーム処理など迅速な対応が求められますし、お客様に安心して使用していただくためには保安教育も欠かせません。お客様あっての地域の企業です。小さな会社ですので地道な社会貢献を通して地域住民に愛される企業を目指していきたいと思っています。


県内LPガス業界の動向は

 鹿児島県内のLPガス販売業者は、離島を含めて約600弱の業者がいます。中小零細業者が多く、後継者がいない企業や保安規制の強化等に対応できない企業などは販売権を譲渡する傾向にあります。統廃合が進み、業者数は減少しています。一方、LPガスを使用している消費者は、約58万世帯で県内世帯の8割にあたります。業界団体として、「社団法人鹿児島県LPガス協会」が設立されています。

環境に優しく、災害に強いLPガス

 世界規模で地球温暖化が進み、環境破壊が急速に進んでいます。石炭、石油に比較してLPガスは、CO2(二酸化炭素)排出量の少ないクリーンなエネルギーです。
 また、阪神・淡路大震災や中越沖地震などの大震災の時、被災者に対して迅速に供給することができ、いち早く完全復旧するなどLPガスが災害に強いエネルギーであることが証明されました。また都市部はもちろん山間部、離島まで供給されており、小さいボンベなら持ち運びも可能です。このように、LPガスの特性を踏まえた災害対策協定が平成20年8月の鹿屋市を皮切りに、現在10市6町で結ばれています。

 昭和23年生まれには見えないほど若い。
 61歳にはとても思えないが第一印象。
 鹿屋青年会議所の理事長を務めただけあって物腰が柔らかく言動さわやか。
 平成16年5月から、(社)鹿児島県エルピーガス協会会長に就任。

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